デザインを変える

September 27, 2019

店主の大庭です。

2009年、森の開墾からのガーデン作りを続けてきて、
思考が変わらず現在に至ることと、
内容によっては思うこと、感じることが変わりつつ
あることの両方がある。

実は将来ここで店を始める予定は全く無く、自宅を建てるために土地を購入。
なので開墾当初は自庭を作っていた。
自宅のリビングから眺める角度に好きな植物を植えながら、
周りを開墾し続け、犬がゴロゴロしたがる芝生を張った。

いろいろなことがあり、2014年に店の開業を決め、その準備を始めた以降は、
お客さんに見てもらうガーデンと変化させる為に石張りの位置を変えたり植栽を
増やしたりして微調整を繰り返し、現在に至る。

しかし今回は、更にデコ・ボタニカルらしく個性的な植栽に挑もうと思い、
再来年を見据えたセンターガーデンの作り変えに着手。

長年かけて樹形を整えながら2度も移植してきたソヨゴを、悩んだ挙句また
ここから退いてもらうことにした。
既にここまでになったサイズの木を移動するにはもしかしたらダメにしてしまうことも十分覚悟する必要がある。

しかし、もともとここの土地にいた木であり、数少ない好きな常緑樹である。
樹形を整えて付き合ってきたし何とか生き伸びて欲しい。

それでも全体の植栽デザインの人間の都合により、万一を覚悟するとともに
出来るだけの事やってみよう。

 

 

 

 

 



そこで秋のタイミングで根切りをする。
ただし、根切りの前に大きな作業が待っていた。

でかい石を配置してしまっていたので、まずはその石を動かさなくては
根切りするスペースがない。

そのでかい石は当然人力で持ち上げられる重さではないので横に穴を掘り、
単管パイプを使ってテコの応用で穴に落とし、それを繰り返しながら少しずつ
移動させた。

 

 

 



こうして根切りを施して、常緑の葉を強制的に落として減らし、このままエネルギーをあまり使わず冬の休眠に入ってもらい、春一番、根が活発に動き出す前に掘り起こして移植する方法である。

なんとか、新しい場所を気に入ってもらい、2―3年かけてそこで大きく根を張って
生き伸びて欲しい。

 

 長年私と夫でやってきたマンパワーだけで出来る方法を
スタッフに伝授しながら、今回、私は記録係。

 










 

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