前にご紹介した、今年の花輪シェフのクリスマスディナー@デコ・ボタニカル の食材探しに花輪さんはいろいろと旅してきました。 東京でお店を持っていた花輪さん、現在は山梨在住の為に 山梨で良質な食材ハンターをしています。
河口湖周辺の山間でサフォー種の羊を管理された環境で飼育してい Fujisan Farmの生産者、藤田太一さん。
放牧の場合だと病気になりやすく、
牧草をたくさん食べるとラム肉特有の臭みが前面に来てしまうそうです。
国産ラム肉は飼育環境がとても重要で、 適した土地は少なくて、出荷量も他の食肉の中ではかなり少なく、 ジビエよりも少量とも言われています。 とても貴重なお肉です。 ワイン作りの時期に絞りカスが出た時だけ餌に混ぜて与え、 ラム肉特有の臭みを抑えることが出来て、 さらにポリフェノールをたっぷり含んだ 旨味の強いお肉に仕上がってます。 この時期に精肉されたラム肉はとくに 美味しく仕上がってるはず。 ラム肉はちょっと苦手 ! という方も、 この機会にぜひ美味しいラム肉を知ってください。
フジサンファームのワインラムの視察に行き、育て方を見て、食べて 試食して採用したラム肉。
大切に育てられた羊を、より美味しく皆さんにお届けする為に、 いろいろ試作を続けているそうです。
写真は試作段階のお料理。 どんな形でクリスマスにお目見えするか楽しみで仕方ありません。
10月には天然胡椒をハンターしに奄美大島まで 出向いた花輪さん。 今回のお料理にはその天然胡椒と 天然塩は欠かせません。
次回は忍沢養殖場の甲斐茜鱒と 早川町で仕入れるジビエ のご紹介します。 お楽しみに !