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執筆者の写真DECO BOTANICAL

『FIVE SEASONS THE GARDEN OF PIET OUDOLF』


店主の大庭です。 初めての試み、デコ・ボタニカルでの映画上映会。 それは先週末、10/26土曜に無事終わりました。

今回の上映には2つの大きな想いが有りました。

もはや日本で衰退しているガーデン作りをもっと若い方にも身近に感じて もらって、人には必要な植物の豊かさを広めていきたい為の 使命感すら感じています。

一、この映画を通して多年草の幅を広げ、そこの風景に溶け込むような ローメンテナンスのガーデン作りを知って頂き、 その延長線上にデコ・ボタニカル自体の庭作り

コンセプトを知って頂きたい。

二、植物の1年を通して鑑賞する楽しみに気づいて頂き、山野草、雑草と括られるもっと身近に存在するはずの素敵な植物や物に目を向けられる 「気づき」を感じてもらいたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1月に横浜で鑑賞してからデコ・ボタニカルで上映したい ! と 決心し、配給している方に申し出てから5か月後、6月末、 私が北海道滞在中に上映許可の連絡が入りました。 そして、上映日をこの映画にちなんで「秋」と決め、10/26の設定を してから4か月、少しずつ準備を進めてきました。 私は大枠のスケジュール組み立てからプロジェクター機材の手配、 配給元とのやり取りなど運営全般。 朋さんは店内に光が入らないように店の窓全部を1枚1枚ベニヤをカット して覆う、プロジェクター設置や夜の会の為の焚火の準備、臨時駐車場の 看板作りなど。

当日のボランティアさんは6名が交代でお手伝いして貰い、皆さんにご提供した 軽食作りとドリンクの仕込み、長丁場に備えてスタッフ全員分の 昼と夜の賄いづくり。 駐車場係りや受付などを担ってくれました。

当日は晴れて本当に良かった、今年の長雨と日照不足で植物たちは 万全でのお迎えではなかったけれど、 それも「生きている」証。

みなさん、受付開始前から集まって下さり、 時間が押すことなく始まりました。

スタッフは時間を掛けてプレゼント苗の為に100個以上の株分けや、 ギリギリのタイミングで付いた種を採取しての袋詰め。

暖かい日差しも手伝ってくれ、センターガーデンでは皆さんにゆっくり

ガーデンを見学頂くことが出来ました。

みなさん、思い思いの場所に腰かけて軽食を召し上がりながら ガーデン談議に花を咲かせる。

1部と2部の方が同時刻に軽食タイムで、延べ70名とスタッフの数。 過去最高の人数がデコ・ボタニカルに滞在されました。

朋さんのお陰で真っ暗に仕上がった店内での上映会。 椅子をぎっしり並べてスタート。

みなさん、お一人お一人が「何か」を感じ取り持ち帰ってくれていたら いいな。

上映後のトークタイムはガーデンナースタッフのあきちゃんから、 デコ・ボタニカルの植物たちの写真を見ながらのご紹介。 ピット氏が好んで使っている植物の多くはデコ・ボタニカルにもあります。

そして最後は私から、 デコ・ボタニカルが出来るまでの経緯をスライドで写真をお見せしながら お伝えし、ここが目指しているもの、 大切に考えているものをお伝えしました。 県外からも多くの方がお越し頂き、みなさんがトーク時間も残って 私の話に耳を傾けて下さいました。 最後になりましたが、102名のお客様、 配給元でご尽力頂きましたプラテンシスの方々、 当日ゲストとしてお迎えした2名、 原種クレマチス生産者である Flower power の松田重治さん、 蓼科の恵泉ガーデンのガーデナー小澤文子さん、 記録係として立会い、写真を撮って下さった BEEK編集長の土屋 誠さん、

6名のボランティアさん、 3名のデコ・ボタニカルのスタッフに、 改めて感謝の気持ちをお伝えします。 ありがとうございました。

またいつか、このような会を催すことが出来るよう頑張ります。 季節ごとに違った顔を見せるデコ・ボタニカルを これからもどうぞお願いいたします。

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